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木村玉治郎 (5代) : ウィキペディア日本語版
木村玉治郎 (6代)[きむら たまじろう]

6代木村 玉治郎(きむら たまじろう、本名:武田 雅史1960年(昭和35年)12月27日 - )は、大相撲三役行司である。立浪部屋所属。血液型O型
==人物==
福島県福島市出身。
千葉県船橋市で育ち、小学生時代は野球(V9と当時の甲子園常連・千葉県立銚子商業高等学校)やサッカーに親しみ、相撲にはあまり興味はなかったが、6年生の時の九州場所をたまたまテレビ観戦した際、4代木村玉治郎(のちの27代木村庄之助)の姿を見て以来、4代玉治郎にあこがれるようになった。
その後、4代玉治郎が立行司に昇格し、23代式守伊之助を襲名した際には、わざわざ蔵前国技館(当時)まで足を運んでいる。この時、生で彼の姿を見たことがきっかけとなり、直接手紙を書いて弟子入りを志願。中学校卒業後、立浪部屋に入門。晴れて彼の弟子となる。
1976年3月、木村雅之助の名で初土俵。1993年1月十両格に昇進。2003年1月、兄弟子の5代玉治郎が10代木村庄三郎(現37代木村庄之助)を襲名したことに伴い、念願であった6代玉治郎を襲名。2006年3月に幕内格に昇進。2014年1月場所より三役格行司に昇進。木村玉治郎の名跡で三役格まで昇進したのは、1966年11月場所に昇進した師匠である4代玉治郎以来48年ぶりであった。
時間いっぱいでの立ち合い前は、「待ったなし!手をついてっ!」。立ち合い後は「はっきょーい、なかったっ!なかった、なかったかったっ!」
師匠を非常に尊敬しており、独特のリズミカルな掛け声と所作をそのまま受け継いでいる。「待ったなし!」の掛け声とともに仕切り線近くまで割って出たり、立ち会いの際に両手を広げるなど、現在の行司の中では比較的珍しい所作をするところもこの影響とみられる。
先代(5代)玉治郎を名乗った立行司の37代庄之助、40代伊之助は兄弟子、幕内格木村寿之介は弟弟子にあたる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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